タカラコゴメガイ(コゴメガイ科)
Granulina cotamago (Yokoyama, 1922)
    
△ とても小さな貝。
△ 細いものから丸みの強いものまで、殻の形は変化にとんでいます。
△ ルーペを使うと、細く長い殻口(かくこう)の内側にある細かな刻みや、軸唇(じくしん)のはしにある4つのひだを見ることができます。

☆ 北海道南部以南~九州に分布。
☆ 波打ち際~水深約10mの、岩や石ころの多い場所に生息。


カミスジカイコガイダマシ(スイフガイ科)
Cylichnatys angustus (Gould, 1859)
  
△ とても小さな貝で、細長い殻口(かくこう)は下部で大きく開いています。
△ 殻はうすく白くてつやがあり、クルリと筒状にまるまった形が特徴的な貝。
△ 全面に細い波上の線が見られます。
△ 殻頂(かくちょう)は少しくぼんでいます。

☆ 北海道南部~南シナ海に分布。
☆ 水深約5~10mの泥の底に生息。